今日はクラスで毎回のように口にする「ポケットソング」についてお話したいと思います。
まず私がクラスで言う「ポケットソング」とは、「日常のあらゆる場面でまるでポケットから出したようにパッと歌える歌」のことを意味します。例えば、写真は受講者さんが送ってきてくれた動画の一場面ですが、ある日女の子は家具屋さんで星の形をした照明をみつけて”Twinkler Twinkle Little Star"を歌い始めたそうです。もちろんお店にその音楽が流れていたわけではありません。日頃からママと一緒に歌って楽しんでいるからこそ、楽しい思い出とともにポケットソングになっているのです。

もしかしたら、CDのかけ流しやYouTubeで完全に覚えて歌えるようになるお子さんもおられるかもしれませんが、それとママと一緒に日頃から楽しんで歌えるようになった歌とではまったく価値が違います。
もちろん、ポケットソングがあると日常に歌があふれているということなので、音感やリズム感、英語の発音や耳を育てるという多くのママパパがクラスに通う目的として挙げる能力の向上にも役立ちます。
しかし、もっと大事にしてほしいと思っていることがあります。
それは、ポケットソングを通して子供さんと「向き合う時間」、「ふれあう時間」です。
ポケットソングが日常にあふれるまでには、クラスで楽しむだけでは到底足りません。クラスで楽しんだことを繰り返し一緒に楽しんで頂くことが必要になり、その過程を大事にしてほしいのです。
Fab Music.では、3年で400曲以上もの世界の音楽で楽しみます。それらは、ふれあい遊びや、数え歌、動物や食べ物の歌、体を動かしながら歌う歌などバラエティに富んでおり、その多くが自分のアイディアを入れて歌う歌になっています。そうした歌を歌う上で、ママとのコミュニケーションや想像力は欠かせませんし、そうして歌う歌は唯一無二の親子の宝物となって心の中に残り続け親子の絆を深めます。そして子供のアイディアが否定されることなく歌になることで、自己肯定感を高め自信につながります。ふれあい遊びも乳幼児期にしかできないものがほとんどです。ふれあい遊びの重要性は前のブログでも紹介した通りです。
こうした非認知能力や親子の絆などのメリットは目には見えにくいものですが、ポケットソングを一緒に楽しむ時間は、今後何年にもわたり心に栄養を与え続け、「生きる力」となるのです。
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